こんにちは。Nido.の中の人です。
この「Nido.の雑言」では、業務的な話というよりも、運営している私自身の価値観や日々のことを、少しラフに綴っていこうと思っています。
北陸エリア富山県に家を構え、妻と2人の子ども、そして猫の「メメ」と暮らしています。
今年の春、上の子が東京の大学に進学して家を出ていきました。
日々の仕事は基本的に自宅の一室で完結します。
制作の合間、メメがキーボードの上を堂々と歩いていくのも、慣れた日常です。
中学生のころから音楽にのめり込み、
「プロになる」と思い立って関西や関東へ活動の場を広げた時期もありました。
最近までアマチュア~インディーズで活動していて、バンドではリーダー兼メインコンポーザーとして曲も書いていました。
映画を観てそこから曲のモチーフをふくらませたり、
景色からインスピレーションを受けて音に落とし込んだり──
そういった“つくる感覚”は、いまの仕事にも通じている気がします。
いろんな仕事を経験してきました。
サービス業、調理師、製薬会社──どれも誇れる仕事でしたが、「自分のスキルで食べていけるようになりたい」と思うようになったのが転機でした。
バンド時代に自分たちでホームページを作っていた記憶がふとよみがえり、「誰かのために“つくる”ことで力になれるなら、やってみたい」と思ってWebの世界へ。
当時ちょうど30歳。未経験でこの業界に入ろうとしても、正直、雇ってくれる会社なんてないだろうと思っていました。
でもそこで、「できない理由」を探すのではなく、「どうすればできるか」を考えようと気持ちを切り替えました。
まずは、実績を出して、“仕事を任せてもらえる人間”として認めてもらうこと。
そう考え、思い切ってフリーランスとしての一歩を踏み出しました。
ありがたいことに、1年も経たないうちに月収100万円を超える月も出てくるようになりましたが、それ以上に「やれば道は開ける」と実感できたのが、何よりの収穫でした。
とはいえ、やはり悩みはつきものです。
この先5年、10年と今の働き方を続けていけるのか──そういった不安は常に頭の片隅にありました。
そんなとき、たまたま前職のWeb制作会社の代表とお話しする機会をいただき、その考え方や仕事への向き合い方に強く惹かれて、入社を決意しました。
この時期、本当にたくさんの経験をさせていただきました。
部長として1つの部署を任され、最終的には執行役員という立場まで務めさせていただき、制作の現場から組織マネジメント、経営視点に至るまで、多くのことを学ばせてもらいました。
この会社には感謝しかありません。
そして2025年、「地元に根ざした仕事がしたい」と思い、改めて独立。
いまの「Nido.」という屋号での活動がスタートしました。
いまでこそ仕事としてWeb制作をしていますが、根底には「関わってくれた人たちが、少しでも元気になってくれたら」という思いがあります。
高単価の案件を狙うよりも、“ちょっと相談してみようかな”と思える存在でいたい。
利益が薄くても、地域の事業者さんが元気になってくれて、その結果としてこちらの生活も安定するなら、それで十分。
──とはいえ、大学に通う子どもの学費はしっかりかかっているので、ちゃんと稼がねば…ですが(笑)。
映画を観るのが好きです。昔はそこからインスピレーションを受けて、曲を作っていたこともありました。
いまも、構成や言葉の選び方にふと影響を受けているな、と感じることがあります。
ドライブも好きで、最近は辺境の温泉地まで足を伸ばしてのんびり過ごすのがひそかな楽しみです。
自宅の庭で家族とバーベキューをしたり。Nido.を始めてから、そういう“季節を感じる時間”のありがたさにも気づくようになりました。
田舎には、まだまだ知られていないいいところがたくさんあります。
そうした地域の魅力も、少しずつ発信していけたらと思っています。
ちなみに車はスポーツカーが好きです。
最近は価格が高騰していてなかなか手が出しづらくなりましたが…
簡単な部品交換くらいなら自分でやっちゃうタイプで、オイル交換はもちろん、タイヤやマフラー、車高調やドラレコの取り付けまで、DIYで楽しんでいます。
自己紹介といっても、どこまで話すべきか迷いましたが、「こんな人がやってるんだな」と少しでも親しみを持ってもらえたら嬉しいです。
この“雑言”カテゴリでは、こうした仕事以外のことも少しずつ書いていけたらと思っていますので、のんびりとお付き合いください。
また、Nido.では地元の事業者様を中心にWeb制作を承っています。
何かお困りごとがあれば、お気軽にご相談くださいね。
石川県を拠点に、富山県在住のWeb制作者。東京でも中堅どころの制作会社にて部長・執行役員を歴任後、独立。小規模事業者向けサブスク制作サービス「Nido.Growth」を運営。制作の現場から経営までの実務経験をもとに、Webの設計思想や考え方をお届けしています。